🏷️ Label 運用ルール
本 Ops Kit で使用する Issue Label の運用ルールについて説明します。
(ここをクリック)目次
📋 Label のカテゴリ分類
Label は以下の5カテゴリに分類されます。
| カテゴリ |
Label |
概要 |
| 種別 |
bug, enhancement, documentation, question |
Issue/PR の内容を分類する |
| 状態 |
on-hold, blocked |
作業の進行状況を補足する |
| 優先度 |
priority: high, priority: low |
対応の優先度を示す |
| コントリビューション |
good first issue, help wanted |
外部コントリビューターへの案内 |
| 解決方法 |
duplicate, invalid, wontfix |
クローズ時の理由を示す |
🏷️ 各 Label の用途と付与タイミング
種別 Label
| Label |
用途 |
付与タイミング |
bug |
不具合の報告 |
バグを発見し Issue を起票するとき |
enhancement |
機能追加・改善 |
新機能や既存機能の改善を提案するとき |
documentation |
ドキュメントの追加・更新 |
ドキュメントのみの変更を行うとき |
question |
質問・確認事項 |
仕様や設計に関する質問・議論を行うとき |
状態 Label
| Label |
用途 |
付与タイミング |
on-hold |
保留中 |
方針決定待ちなど、自チーム内の理由で作業を一時停止するとき |
blocked |
ブロック中 |
外部チーム・依存タスクなど、外部要因で作業が進められないとき |
優先度 Label
| Label |
用途 |
付与タイミング |
priority: high |
優先度:高 |
他タスクに先行して対応すべきとき |
priority: low |
優先度:低 |
急ぎではなく、余裕があるときに対応するとき |
コントリビューション Label
| Label |
用途 |
付与タイミング |
good first issue |
初めてのコントリビューター向け |
Scope が小さく、初心者でも着手しやすい Issue に付与する |
help wanted |
協力を求めている Issue |
チーム外からの協力を歓迎する Issue に付与する |
解決方法 Label
| Label |
用途 |
付与タイミング |
duplicate |
重複する Issue/PR |
既存の Issue/PR と重複しているためクローズするとき |
invalid |
無効な Issue/PR |
再現不可・対象外などの理由でクローズするとき |
wontfix |
対応しない Issue/PR |
意図的に対応しないと判断してクローズするとき |
🔄 状態 Label とカンバン Status の関係
状態 Label(on-hold, blocked)は、カンバンの Status を補足する役割を持ちます。 Status の変更は行わず、 Label で状況を可視化します。
graph TD
InProgress["🟡 In Progress"]
InProgress -- "外部要因で停止" --> InProgress_Blocked["🟡 In Progress\n+ blocked Label"]
InProgress -- "方針決定待ちで停止" --> InProgress_OnHold["🟡 In Progress\n+ on-hold Label"]
InProgress_Blocked -- "ブロック解消" --> InProgress
InProgress_OnHold -- "方針決定" --> InProgress
運用フロー
- 作業中のタスクが停止要因を持つ場合、カンバンの Status は
In Progress のまま、該当する状態 Label を付与する
- 停止要因が解消したら、状態 Label を削除して作業を再開する
- 停止の理由や見通しを Issue のコメントに記録する
⚡ 優先度 Label の運用基準
| Label |
基準 |
例 |
priority: high |
サービス影響・期限が迫っているなど、即時対応が求められるもの |
本番障害、セキュリティ脆弱性、リリースブロッカー |
priority: low |
対応が望ましいが、急ぎではないもの |
リファクタリング、軽微な UI 改善、ドキュメント整備 |
| (Label なし) |
通常の優先度。大半の Issue はこの状態で運用する |
— |
補足: 優先度 Label は例外的なケースにのみ付与し、通常の Issue には付与しません。大半の Issue が priority: high になっている場合は、基準の見直しを検討してください。